Wedding.
先月のこと。
4月26日 木曜日
RyoとMaiさんの結婚式の日
新郎のRyoには余興の映像制作を任され、
2月に入ったあたりから二人で素材映像やらスケボーやら、
いろいろ撮影して回った。
『Maiにサプライズの動画を、一緒に作って欲しい』
その日から二人でMaiさんを感動させたいその一心で、
休みの日を合わせ、仕事終わりのアイスラテを飲みながら
映像制作をしていった。
Ryoも自分も直前になって追い込み、終わらせるタイプ。
悪く言えば 計画性のない人。
余興のための映像とはいえ例外ではない。
予定通り、
映像をディスクに焼き終えたのが式の前日になってしまった。
(式当日だって直前まで私服。いつもどおり。)
お色直しが終わり、二人が再入場。
いよいよ2ヶ月以上かけて作った余興の時間。
(バージンロードをお父さんと歩くMaiさん。)
最初は話し声も聞こえていた会場も、途中から静まり返る。
映像の最後と現実がつながり、新郎が会場へ。
新婦に内緒で、時間をかけて手作りしたレザーの小箱。
その中には悩んで選んだネックレスが。
Maiさんは映像の途中から泣いていたよう。
(よく喧嘩するみたいだけど、これからも仲良くね。)
新郎が入場した時、自分もなぜか号泣してしまった。
会場に現れた時の、スポットライトに照らされたRyoを見て。
映像が現実とバトンタッチし、無事役目を果たしたホッとした気持ち。
いろんな感情が、あの一瞬で湧き出てきた。
最後の新郎の挨拶では、幼少時代の話をはじめて彼の口から聞いた。
家族で食べるご飯の時間。
お母さんとMaiさんが作るそれぞれのシチューの味の話。
正直、そんなに特別と感じるほど色々なものが盛り込められた披露宴ではなかった、
だけどそんなシンプルさのある披露宴だからか、ひょんなことで涙がでてしまう
ただ盛り上がりとベタな感動があるものとは全く別の
あったかく、思いやりとまっすぐな愛に溢れた式だった。
最後にその映像をどうぞ。
Kiri.
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